公開シンポジウム「『理数探究』のスタートに向けて~「自らの意思で考え、行動する力」をはぐくむ「理数探究」のあり方とは?~」

筑波大学と三菱みらい育成財団は、公開シンポジウム「『理数探究』のスタートに向けて~「自らの意思で考え、行動する力」をはぐくむ「理数探究」のあり方とは?~」を開催しました。チラシ

発表者資料等はこちらからご覧いただけます。


2022年度から、高等学校において新教科「理数」がスタートします。「理数」は必修ではなく選択科目ですが、2024年度からは大学の個別選抜にも取り入れることが、求められていることもあり、実施する学校は増えていくと考えられます。

「理数」は「理数探究基礎」と「理数探究」との2科目で構成されます。生徒が個人もしくはグループでそれぞれの課題を設定して研究を行い発表するのが「理数探究」で、そのために必要な知識や科学的手法を身につけるのが「理数探究基礎」となっています。理数を教えるのは「理科・数学を担当する高校教員」です。しかしながら、生徒それぞれが個別のテーマを持って、実験等を進めていく「理数」についての指導に不安を抱えている先生は少なくありません。

今回の公開シンポジウムでは、「理数探究を通して「自らの意思で考え、行動する力」を育み、未来を切り拓いていく生徒を支援していくにはどうしたらよいか」を、参加者の皆様と考えていきます。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。


開催日時

2021年8月30日(月)14:00-16:30

対象 全国の高校教員および「理数」に関わる教育機関等の担当者
募集人数 200名

プログラム

(敬称略)

14:00-14:15 開会挨拶 永田恭介(筑波大学学長)
14:15-14:45

基調講演

未来を切り拓いていくために必要な力とは?

平野信行(三菱みらい育成財団理事長)

14:50-15:10 理数探究概略説明 野内頼一(国立教育政策研究所 教育課程調査官)資料
15:10-16:30 パネルディスカッション

パネリスト
鈴木石根(筑波大学GFEST プログラムリーダー)資料
藤田明人(朝日新聞社JSEC事務局)資料
梶山正明(筑波大学附属学校教育局 教育長補佐)資料
粉川雄一郎(茨城県立並木中等教育学校 教諭(SSH主担当))資料
モデレーター
綾塚達郎(日本科学未来館 科学コミュニケーター)

開催方法

zoomによるオンライン開催

参加費 無料
申込期間 2021年7月1日-8月25日(水)
申込方法

下記フォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/6AnWerNmfJHy5iS3A
*理数探究に関する不安などもお聞かせください


後日、動画配信も行います。当日の参加は難しいという方は下記よりお申し込みください
https://forms.gle/JbACZpctpwfZYFmu5

問い合わせ先

筑波大学GFEST事務局 こちら

備考

主催:筑波大学
共催:一般財団法人 三菱みらい育成財団
協力:朝日新聞社


 

筑波大学は、2008年以来継続的に小中高校生向けの科学教育プログラムを実施し、課題研究をサポートしてきました。また筑波大学附属駒場高等学校は長年SSHとして活動してきました。

三菱みらい育成財団は、「未来を担う子供・若者の育成を目指す教育機関等への助成、及びその成果を広く社会に波及させるための事業を行い、未来に向かう子供・若者を応援するとともに、それを通じ社会の未来を育むことに寄与する。」ことを目的に2020年に設立されました。高等学校に対して、主体的・協働的な学習を行うための支援等を行ってます。