プログラム内容

筑波大学GFESTのプログラムは、受講生それぞれの目標に合わせた2つのコースに分かれています。

    • スーパーサイエンスコース(SSコース) 自主研究を行っている人向け
    • 科学トップリーダーコース(TLコース科学技術オリンピックに挑戦している人向け

2か月に一度、両方の受講生を対象にした共通プログラムがあります。また、オンライン英語プログラムにも参加していただきます。

共通プログラムのみ参加可能なGFESTチャレンジコースについてはこちらをご覧ください。

■スーパーサイエンスコース(SSコース)

SSこのコースは、優れた自主研究を行っている中学生・高校生を対象としています。

受講生として選抜された後は、受講生1名に対して一人ひとりの研究テーマにあった大学教員と大学院生の2名がサポーターとなるという非常に手厚い支援体制となっています。受講生はオンラインシステムにから、いつでも、何度でも、質問をすることができます。

SSコースは、SS3→SS2→SS1と昇格していく制度になっています。新規受講生は、SS3生となります。約1年後にポスター発表を行ってもらい、半数程度をSS2生とします。SS2生となった方はさらにもう1年、受講を続けることが出来ます。SS2生になって1年たったら、口頭発表を行っていただき、数名をSS1生とします。SS1生になった方は高校卒業まで継続的に受講できます。

例)中学1年生でSS3生→昇格→中2でSS2生→昇格→中3から高3までSS1生

SSコースの研究は、基本的に家庭もしくは所属学校でしていただきます。ただし、チューター教員の判断により、大学に来てもらって実験することも可能です。

これまでSSコースでは、高校生科学技術チャレンジ(JSEC)で文部科学大臣賞等を受賞し、アメリカで開かれる国際高校生科学技術フェア(ISEF)に日本代表として派遣された受講生が5名誕生しています。また、日本学生科学賞等でも文部科学大臣賞等の受賞者を輩出しています。

「身近に指導者が見つからず、研究が行き詰っている」「自分の研究をさらに深めて行きたい」という方は、是非SSコースにご応募ください。

【受講期間 9月~翌年8月 ただし昇格した場合、継続可能】

■平成26年度受講生実績
国際学生科学技術フェア(Intel ISEF2015) アメリカ園芸学会賞3等
高校生科学技術チャレンジ(JSEC2014) 朝日新聞社賞、審査委員奨励賞
日本学生科学賞中学生の部 内閣総理大臣賞受賞(SS1生) 入選1等(SS3生)

 

■科学トップリーダーコース(TLコース)

トップリーダーコースこのコースは、高校で学ぶ範囲を超えてより深くひとつの分野を学びたいといった高校生を対象としています。中学生でもすでに高校で学ぶ範囲を理解していることが示されれば、応募は可能です。

受講生として選抜された後は、「物理」「化学」「生物」「地学・地理」「数学」「情報」「工学」7つのそれぞれ専門分野の大学教員に直接質問等を行うことが可能です。SSコース同様、大学教員と大学院生の2名がサポーターとなるという非常に手厚い支援体制となっています。受講生はオンラインシステムにから、いつでも、何度でも、質問をすることができます。

また、分野別の特別実習では、科学技術オリンピックで出題された問題を実際に解いてみて、教員の解説を聞くということも行います。

なお生物分野については、茨城大学理学部と筑波大学生物学類が共同で進めて行きます。特別実習およびメールへの質問については、主に茨城大学が担当します。そのため特別実習についても、茨城大学理学部にて行います。

「専門的な勉強や高度な実験を行い、数学オリンピック、化学グランプリ、日本生物学オリンピック等の科学技術オリンピックに挑戦したい」という方は、是非、科学トップリーダーコースにご応募ください。

【受講期間 9月~翌年8月(単年度型)】

■平成26年度受講生実績
国際科学オリンピック出場者
国際地理オリンピック銀メダル
国際言語学オリンピック日本代表 2名
国内本選出場者
日本生物学オリンピック 5名(日本代表候補2名)
物理チャレンジ 3名
化学グランプリ 2名
地学オリンピック 3名
地理オリンピック 1名
情報オリンピック 1名
数学オリンピック 2名

 

■共通プログラム

「グローバルな視野を持つための基礎」を構築することを目的とし、筑波大学において2ヶ月に一回、講義・実習を開催します。(一回当たり75分×3コマ予定)

  • プログラミング講義&実習
  • 英語研修
  • アカデミックコミュニケーション
  • サイエンス・プレゼンテーション
  • サイエンスツアー
  • 最先端科学講義
  • 研究室インターンシップ
  • 倫理・生命倫理講義
  • 安全・衛生管理講義

すべての回において、レポートの提出を義務付けます。レポートは添削し、返却します。

○プログラミング講義&実習
筑波大学・つくば市・インテル社は、2011年から地域連携事業「つくば2015:つくばが変わる,日本を変える」プロジェクトを連携して進めています。この連携を活かし、プログラミング教育のカリキュラムを作成します。
○アカデミックコミュニケーション
英語でコミュニケーションを行えるようになるためには、英語圏での思考法や説明の仕方を学ぶ必要があります。そのための個別対応型のアカデミックコミュニケーション実習を行います。
○サイエンス・プレゼンテーション
筑波大学芸術専門学群の教員や、生命環境系サイエンスコミュニケーション担当の外国人教員等から、プレゼンテーションのデザインやサイエンスコミュニケーションについて学びます。
○サイエンスツアー
連携大学院を中心としたつくば市内の研究所を訪問し、外国人研究者等と交流を図ります。様々な分野の研究者と直接話をすることで、多角的な視野を持つことができます。
○最先端科学講義
主に筑波大学の教員により最先端の科学についての講義を行います。「なぜ研究者になったか」などの進路選択の話も盛り込み、研究者への道筋を提案します。
○研究室インターンシップ
夏休み中に、筑波大学の研究室内で実際に研究を行います。学内の約20の研究室で、受講生の希望を重視し配属します。
○倫理・生命倫理講義
研究を進めていくにあたって必要な倫理講義を大学教員によって行います。
○安全・衛生管理講義
科学トップリーダーコースでは、分野ごとに分かれての演習(もしくは実験)の最初に、実験・演習の際の安全・衛生管理等についての講義時間を設けます。SSコースでは、実習時に安全・衛生管理等についての講義を行います。

○オンライン英語プログラム

英語プログラムGFESTでは、受講生一人ひとりの英語力に合わせたGFESTオリジナルの英語プログラムを用意しています。
「英語で自分の研究内容や興味についてコミュニケーションをとることができるようになる」ことを目的として、ベネッセコーポレーションと共同開発したGFEST受講生専用のオンラインプログラムです。受講生の皆さんには、週に1回、35分程度のオンラインの講義を受講してもらいます。動画を使った自主学習と、Skypeによる先生との個人レッスンが基本になっています。おもにReading、Listening、Grammarについて段階を踏んで学んでいきます。奇数月に行われる2コース共通プログラムの際には、筑波大学の留学生と直接話す時間も設けるなど、受講生の皆さんが英語を使うことに慣れるように、様々な準備をしています。国際科学オリンピック国際高校生科学技術フェアに参加した高校生は、口をそろえて「もっと英語を勉強しておけばよかった」と言います。受講開始時に英語が苦手でもまったく問題はありません。ただし、英語でコミュニケーションをとりたいという意欲は持っていてくださいね。