GSC全国受講生発表会<2020.11.15>

2020年11月15日にオンラインでグローバルサイエンスキャンパス(GSC)全国受講生発表会が開催されました。

GFESTからは田中拓海さんが「ワニ類2型における四肢骨からの全長推定―化石種への応用―」の研究発表を行い、優秀賞を受賞しました。

化石は、全体の一部だけしか出てこないことが多いですね。日本にも昔はワニがいて、その化石があちこちから産出しています。でも、骨の一部しか見つからないことがほとんどなので、どのくらいの大きさのワニなのかを推定することは困難です。

田中さんは、いま生きているワニ(現生種)と化石になっているワニ(化石種)で形態がほとんど変わらないという点に着目し、現生種の骨格標本の計測を行いました。様々な種類、様々な箇所の計測を行い、骨の一部から、全長を推定できるモデル式を立てることができました。その結果、骨の一部しか残っていない化石からでも、全長を推定できることが可能になりました。

その昔、全長が5メートル近くもあるワニが、今自分が歩いているところにいたのかも、と想像することは楽しいですね。

田中さんはもともと恐竜が好きだったということから、ワニ類の研究を始めたそうです。小さな時から好きだったことだけに、地道な計測作業も続けられるのでしょう。これから、データを増やしてより精度の高いモデル式を作っていきたいそうです。頑張ってくださいね!

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