2025年11月9日、筑波大学筑波キャンパスにてサイエンスツアーとプログラミング実習を行いました。
サイエンスツアーでは、産業技術総合研究所の地質標本館とAIST-Cubeを訪れました。




<受講生の感想(地質標本館)>
★地学仲間と語り合うことができる貴重な機会となった。実物を見ることは地学ではとても大切なので、よい経験になった。(高2)
★地学オリンピックの対策をしている中で様々な鉱石や地球の歴史に目を通していたが、全て写真で見たものだけなので既視感が沸かなかった。今回の見学で実際に3Dでみることで今までのぼんやりしたイメージではなく、はっきりとした物体としてみることができる良い機会になりました。また、日本の火山や地震などもより詳しい説明でより理解が深まりました。AIST Cubeではパンフレットの説明のように’’ちょっと先の未来’’と出会うことができ、自分も将来的には研究を重ねて未来を創造する一人になりたいと強く思いました。体験型でどれも興味深く、あっという間に時間が過ぎてしまいました。係員さんの説明もわかりやすく、自分だけではわからないようなことも知ることができて有意義な時間になりました。(高1)
★久しぶりに地質標本館を訪れました。以前一人で来たときも興味深い展示が多く楽しかったのですが、今回は地学が好きな仲間と一緒に見学したことで、まったく違う面白さを感じました。展示を見ながら「どうしてこうなるのだろう」「この地層はどんな環境でできたのだろう」と話し合う時間がとても印象に残っています。一人で見ると自分の理解の範囲で終わってしまいますが、仲間と意見を出し合うことで、新しい視点や考え方に気づくことができました。ただ展示を見るだけでなく、一緒に考えることで学びが深まり、楽しさを強く感じました。私はきっと、こういう時間を求めていたのだと思います。地学を共有できる仲間の存在の大切さを実感した一日でした。(高1)
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プログラミング実習では、数理物質系 准教授の矢田和善 先生に「判別分析入門:精度良くデータを判別してみよう。」というタイトルで講義をしていただき、その中でプログラミングを体験しました。


<受講生の感想(プログラミング実習)>
★変数を操作して、最適解を探すというプログラミングは初めて実行したので新鮮でした。プログラミングの仕組みについて、正規分布や大数の法則が利用されていることは理解できましたが、数I I Iの内容に関しては難しくてわからなかったので、来年度に学習した後、再度資料を見直して理解を深めたいと思いました。
「次元の呪い」という言葉を初めて聞きました。次元および変数を増やすと多くのことを推定できる一方、計算コストの増加や誤差の増大などのデメリットも生じることがわかりました。特に印象に残ったのは、高次元のデータにおけるノイズ(不要な情報)の解析の重要さに関する説明です。ノイズは球面上に張り付くように現れることが証明されているので、必要な情報が集まる球体の半径とノイズの球体の半径を比較することで、ノイズの大きさを把握するという点が非常に興味深かったです。(高2)
★機械に学習させて物の判別をさせるということが行われていることは知っていたが、どのようにやっているのかは今まで知らなかった。そのひとつの方法として、判別のための関数を作るというものがあると知れたのが勉強になった。また、難しい数学の話がいくつかあったが、何とかついていくことができ、それなりに理解できたと思う。(高1)
★講演では、数学が私たちの生活や科学技術の発展にどのように関わっているのかについてや、教師あり学習のAIの仕組みとして用いられている判別式について詳しく学ぶことができました。また普段の学習では公式や解き方を覚えることに集中しがちですが、研究の現場ではなぜそうなるのかを突き止める姿勢が大切だというお話に深く共感しました。
今回の講演会を通じて、数学の奥深さと研究の魅力を改めて感じました。これからは授業で習う内容の根底にある考え方にも目を向け、自分自身の興味をさらに広げていきたいと思います。(高1)







