全体プログラム<2021.5.16>筑波大学生命環境系田中康平先生「恐竜の謎を追え」

2021年5月16日に筑波大学生命環境系の田中康平先生に、恐竜研究の最前線についてお話しいただきました。

発掘の様子を動画で見せていただいたあと、田中先生が、どのように「北極圏にいたハドロサウルス類がどのように卵を温めていたのか」という謎を解明したかについてご説明いただきました。

卵殻に空いている穴の数やたまごがどのような土壌に埋もれていたかなどから、どのように卵を孵化させていたのかがわかること、そして北アメリカとアジアで同じような恐竜が見つかる理由はなぜかということまでがわかるというのが、本当に謎解きのようでしたね。

今、生きている鳥や爬虫類の研究が恐竜研究の密接に関わっていることもわかりました。発掘やクリーニングの動画を見せていただくことで「恐竜の研究は化石発見から、クリーニング、そして分析まで、10年近くもの長い時間がかかる」ということも合点がいきました。

そして日本にも多くの恐竜がいただろうということでしたね。私達が今歩いている地面を、はるか昔、恐竜たちが歩いていたというのは、なんだかワクワクしますね!

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