2017年度第2回共通プログラムを実施しました

2017年9月10日に第2回共通プログラムを開催しました。
最初は筑波大学芸術系の田中佐代子先生による「ビジュアルデザインのルールを活用しよう!」です。矢印に装飾は使わない、色を多く使いすぎると見づらいなどを実例を交えて教えていただきました。「シンプルにキメる」ことが見やすくなることがよく分かったと思います。田中先生の講義の後は、受講生のプレゼン資料がガラッと変わります。今年も皆さんの変化が楽しみです。
2限目は人文系の田川拓海先生による「アカデミックライティングを目指して」でした。論理的に書くためには、事実と意見の違いを意識すること、根拠を示すことが大事だということ、パラグラフライティングという型があることなどを、教えていただきました。分かりやすい文章を書くためには「継続的にトレーニングが必要」ということも教えていただきましたね。GFESTではたくさんのポートを書く必要がありますね。修了生の皆さんは「レポートを書くのが本当に大変だった。でも大学に入ってからあのトレーニングが役立った。」とおっしゃっています。皆さんも頑張りましょう!
午後は地質標本館に行って、芝原暁彦先生に展示解説をしていただきました。芝原先生はブラタモリにでてくる3D模型などを作っていらっしゃる方でもあります。解説もお上手で、皆さん、とても楽しそうに聞いていましたね。地学は学校でなかなか習う機会がないようですが、こうして実物を見ながら研究者に解説していただくことで、興味を持った人も多いのではないでしょうか?
GFESTの共通プログラムは「幅広い科学の分野に触れる」ということと「次世代を創っていく人たちにとって必要だと考えられるスキルや教養を身につけること」を目的としています。大変だとは思いますが、その分、得るものも大きいと思います。頑張りましょう!

講義の様子


地質標本館の前での記念撮影


芝原先生による解説

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