全体プログラムを行いました生存ダイナミクス研究センター教授・丹羽隆介先生「理科系の作文技術を磨きましょう」

2020年11月29日にSTEAMプログラムを行いました。筑波大学生存ダイナミクス研究センター教授・丹羽隆介先生に、科学的な文書の書き方について講義していただきました。

丹羽先生はYale大学に留学中に ‘Science is a writing business’だということを教えられ、非常に感銘を受けたそうです。そして、研究者は、論文を書く、競争的資金の申請書を書く、学生の推薦書を書く、といったように非常に多くの時間を「書くこと」に費やしていることから、わかりやすい文書を書くことの必要性を実感されているとのことでした。

「あなたの文書を読んでくれる方は忙しいスケジュールの中で、その文書に対応します、わかりにくいと判断されればその文書は読んでもらえません。あなたの文書が読まれないことは、あなたが他人から理解されないことと同義です。」という言葉を皆さんはどのように受け止めたでしょうか?

受講開始時に、「メールの書き方」を受講生の皆さんに例示しましたね。LINEなどにSNSでのやり取りになれている高校生は、相手の名前や自分の名前のないメールを出してしまうことがあるようです。でも、メールはSNSとは違って、きちんと明示しないと「誰から誰へのメール」なのかがわかりません。必ず「読んでほしい相手の名前」と「あなたが誰かがわかる署名」を入れることを忘れないでください。レポートやメールをはじめ、相手の方に読んでほしい文書を書く時には、「相手にとって負担のない書き方をする」ことがとても大切です。

そして特に科学的な文書を作成する場合は、「意見と事実の違いを区別する」、「1つの文章は短くする」、「ぼかし言葉を削る」などが必要でした。受講生の皆さんには「まんがでわかる理科系の作文技術」を配布しました。一度だけではなく、折に触れて読み返して、是非、他人から理解してもらいやすい文書を書けるようになってください!

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