2025年10月5日(日)に、筑波大学 東京キャンパスにてアントレプレナーシップの講演がありました。筑波大学GFESTでは、起業家精神に含まれる「チャレンジ精神・創造性・探求心」を高めることを目的として、毎年このプログラムを実施しています。
講演1 「起業という選択を通じた社会課題解決への挑戦」PLIMES株式会社 代表取締役副社長 下柿元 智也 氏
下柿元さんは社会課題の解決を目指して、研究成果をもとに大学発スタートアップ企業の共同創業者として起業しました。高齢者の摂食・嚥下機能の低下に着目し、‶自分で食べられる喜び“をサポートするサービスを提供しています。受講生にとって、いつもとは違った視点で自分の研究を見つめ直す、よい機会となりました。


<受講生の感想>
★学校の授業の一環で社会課題の解決への挑戦を3年間を通して行っている最中で、このような講演が聞けてすごく学びある時間でした。個人でできることで考えると難しいこともたくさんあるが、周りで協力して課題を解決するという考えは自分にはなかったのでこれからに活かしていきたいです。(高1)
★今回の講演で身近なものからアイデアが湧いていき、それをサービスとして提供することで社会の役に立てるということに気づきました。(高1)
★起業を行い社会課題を解決する際に重要なことは、自ら課題を見つけること、他者を巻き込んで実行すること、社会に価値を生み出すことであると学びました。自分もしくは友人、家族、他者が感じた課題を一人だけではなく他の人と助け合いながら社会をより良くしていくことが重要であると分かりました。(高1)
講演2 「ビジネスアイデアを作ってみよう」株式会社OCL 起業支援専門家 四ッ柳 茂樹 氏
四ツ柳さんには、アイデア発想法について事例を交えながらお話しいただきました。受講生はワークシートを使ってビジネスアイデアを考え、グループで話し合いながらアイデアをブラッシュアップし、最後はグループでまとめたアイデアをスキットにして発表しました。短時間で仕上げた受講生の皆さんの集中力と、スキットで見せてくれた表現力に脱帽しました。




<受講生の感想>
★普段は思いついたことをなんとなく話すだけで終わってしまうことが多いけれど、今回のワークでは、実際に形にするための考え方や工夫の仕方を学ぶことができ、とても新鮮でした。また、グループで考えたビジネスアイデアをスキットとして発表することで、チームで協力しながら表現する楽しさや、伝え方の大切さも感じました。最初は少し緊張しましたが、発表を通して自分たちの考えを共有できたことが嬉しかったです。今回の経験を通して、アイデアを出すことや人に伝えることの面白さを実感しました。(高1)
★アイデアを出す方法について具体的な事例とともに知ることができた。自分なりのビジネスアイデアを考えてそれを自分なりに表現して相手に訴えかけるという体験はとても面白かった。研究で行き詰ったときなど今回の資料を見返して、新しいアイデアを考えてみる習慣をつけたい。(高1)







