2015年8月4日から7日まで、SSコースの夏の実習およびTLコース生物分野の特別実習が、菅平高原実験センターで行われました。
SSコース生は菌学研究室の出川洋介先生のご指導の下、冬虫夏草の採集や昆虫の腸内細菌の観察などを行いました。シロアリの腸内にはたくさんの原生生物がいましたね。
TLコース生は昆虫比較発生学教室の町田龍一郎先生のご指導の下、昆虫採集や標本作製を行いました。昆虫図鑑の監修もされている町田先生に直接、昆虫について教えていただけるのは、GFEST生の特権ですね!
菅平高原実験センターは非常に広いので、野鳥観察にもピッタリです。今年は大坪二郎先生に、鳥についていろいろなことを教えていただきました。ホオアカなど、なかなか見ることが出来ない鳥も見ることが出来ました。
そして、毎年恒例となっている渡辺文雄先生による天体観測。今年は、観察スタートの時間を遅くしたので、とてもきれいに見えました。流れ星を見た人もいましたね。
実際に自分で昆虫を捕まえて標本にする、冬虫夏草をみつけるといったことは、教科書を読むだけの「勉強」とは違い、その感触や匂い、重さなどを実感でき、より深い「学び」となったと思います。大人になってからも、きっと「菅平」という地名を見たり聞いたりしたときに、懐かしく思い出すような素敵な経験が出来たことでしょう!
町田先生、出川先生、大坪先生、そしてTAの皆さん、ありがとうございました。