全体プログラムを開催しました<2020.1.31>

2020年1月31日にSTEAMプログラムを開催しました。

筑波大学発ベンチャーのサナテックシード株式会社の住吉美奈子さんに、ゲノム編集トマトについてお話をしてもらいました。

サナテックシード株式会社がゲノム編集技術を用いて品種改良した「シシリアンルージュ・ハイギャバ」は、2020年12月11日に日本で初めて、「ゲノム編集技術応用食品」として厚生労働省に受理されました。

2012年に発表されたゲノム編集技術「CRISPR Cas9」は、8年後の2020年にノーベル化学賞となるほどの非常にインパクトのある技術です。(受賞者はドイツ・マックスプランク研究所のエマニュエル・シャルパンティエ教授と米カリフォルニア大バークリー校のジェニファー・ダウドナ教授)

これまで、品種改良は植物を掛け合わせて、ほしい形質を得るということで進んできました。しかし、これには非常に時間がかかります。CRISPR Cas9を使うと、遺伝子の一部が改変しやすくなり、ほしい形質をもった植物ができる可能性が高まるのです。そうしてできたのが、血圧の上昇を抑えるとされるアミノ酸「GABA(ガンマアミノ酪酸)」の含有量が高い「シシリアンルージュ・ハイギャバ」です。

世界で一番生産量の高い野菜でもあるトマト。実はCRISPR Cas9を使った食べ物が認められたのは、世界でも初めてだそうです。

今回、CRISPR Cas9がどのような技術でありどのような応用が可能なのかということがよく分かったと思います。

「シシリアンルージュ・ハイギャバ」の苗は無料配布されるそうなので、興味のある人はサナテックシードのサイトから申し込んでくださいね!

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