2024年1月21日、*iGEM TSUKUBAのリーダー吉本さんに、iGEMパリ大会についてお話しをしていただきました。iGEM TSUKUBAの皆さんには、GFEST「夏の実習」において、フジツボの幼生と成体を観察する生物実習を担当していただきました。今回は、iGEM TSUKUBAが昨年10月のiGEMパリ大会で発表した研究内容と、大会の様子についての楽しいお話でした。受講生は、「夏の実習」で学んだフジツボが引き起こす社会問題について思い出しながら、その問題解決のために合成生物学的アプローチは有効かどうかについて考えました。応用研究を進めるにあたっての困難や、国際大会で発表するとはどういうことかについても窺い知れる貴重な機会となりました。
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*iGEM はThe international Genetically Engineered Machine competitionの略で、「合成生物学」の国際大会です。今年度は2023年の10月にフランスのパリで開催されました。iGEM は「生物版ロボコン」とも呼ばれ、高校生から大学院生まで幅広い参加者が集い、合成生物学的アプローチにより問題解決するためのアイデアを競います。筑波大学の学生が立ち上げたiGEM TSUKUBAは、パリ大会においてSilver Medalを受賞しました。おめでとうございます!